みなみけ
第1話 南さんちの三姉妹
いつもポトス(観葉植物)に水をあげているハルカの帰りが遅れるため、カナがポトスに水をあげることになりました。でも、チアキはカナに任せるのが不安でたまりません。そして、案の定、カナは水の代わりに植物油をかけてしまいます。はたして植物油をかけられたポトスは、ちゃんと育つのでしょうか。
そんなこんなで、帰宅したハルカがポトスの油きりをしました。その後、みんなで晩ご飯を食べ始めると、テレビでドアラの静止芸が流れたため、居間は微妙な雰囲気に。静止を嫌うカナの手前、こんな時はどうすればいいのかハルカは考えてしまいます。
ある日、カナは早寝と寝坊をして、晩ご飯と朝ご飯を食べ損ねてしまいました。カナは給食まで乗り切ろうとしますが、クラスメートであるケイコの眼鏡やスカートが食べ物に見えたりとかなり深刻です。でも、クラスメートの藤岡は、勘違いをして、それらの仕草をカナのカニバリズム(人肉嗜食)だと思い込んでしまいました。
そして正義感の強い藤岡は、ついにカナを退治することを決意してしまいます。
第2話 おかしな学校
ハルカのクラスメートのマキが突然学校を辞めると言い出しました。話を聞くと、スカートの下にジャージを履くことを禁止されているのが許せないようです。それを聞いたアツコがスカートの上にジャージを履くことを提案しますが、誰も聞いてくれません。
男女の間に起こる「いやらしいこと」とは何でしょう?学校で出された宿題にチアキは頭を抱えてしまいます。カナやハルカに聞いても、頬を赤く染めるだけでまともに答えてくれません。そんなときテレビで先生と生徒が…。
翌日、チアキはクラスメート全員にいやらしいことをすることになりました。チアキは用意していたプレーンヨーグルトを次々と…。
第3話 玉蹴り番長再び
テストが返ってきました。カナは思ったよりも悪くない65点でした。でも、ケイコの点数は100点です。悔しがるカナは、負けた方がスカートの丈を5センチ短くするという条件で、残りの教科の点数をケイコと競うことにします。その結果、ケイコが全勝し、カナはスカートの丈を5センチ短くすることになりました。ちょうどそこへ藤岡がやってきて、スカートを手で押さえるカナに「すごいスキだらけだ」と攻撃をしかけてきます。
なんとかその場をしのいだカナは、チアキに「ブルマをはけばいい」と指摘され、思わず納得。そして、カナはスカートの上にブルマをはいて藤岡に攻撃を仕掛けます。
第4話 恋もよう
南家に従兄のタケルおじさんがやって来ました。どうやら彼女募集中のようです。厄介なのが来たと思いつつ、カナやチアキはタケルの相手をしますが、タケルのストライクゾーンは小学生から三十路までと幅広いので言葉を慎重に選ばなければならないのでした。
恋に悩むリコは藤岡に近づくためにカナと友達になろうと考えるのですが、ケイコのスカートが気になって仕方ありません。そこでリコはカナに、ケイコのスカートをストーカーしようという話を持ちかけます。
ところでストーカーとはたぶん違うと思うのですが、ハルカに熱い視線を向ける男がいます。男子バレー部部長の保坂です。彼は「南ハルカをカッターシャツの中に入れてみせる!」と萌えに萌えています。関西では学生用のワイシャツをカッターシャツと呼ぶのでした。
第5話 海に行こうよ
カナが海に行きたいと言い出しました。でもハルカたちはスクール水着では満足できません。そこでチアキがみんなの水着を買いに行くことになりました。でもチアキがハルカのために選んだ水着はダッフルコートで、カナのために選んだ水着はネグリジェでした。
そして、海水浴に行く日がやってきました。海についてもカナはネグリジェの上にシャツを着て泳ごうとしません。ハルカは水を吸い込んだダッフルコートを重たそうにしながらも、笑顔を忘れません。
なんとかネグリジェ姿になってもらおうとチアキとハルカはカナを誘いますが、無視されてしまいます。そして、二人が諦めかけたときでした。突然、カナがシャツを脱ぎ、ネグリジェ姿になって海に入っていきます。そう、その姿はまさに海坊主でした。
第6話 マコちゃん誕生
チアキが内田と吉野に家で一緒に勉強しようと相談していたときのことです。マコトが混ぜて欲しいと言ってきました。チアキは、うちは男子禁制だからと断りますが、結局、マコトが女装して参加することになりました。
チアキの家を訪れたマコトはカナの下着姿を見て、一目惚れ。勉強せずにカナと2人でイチャイチャし始め、しかも「王手王手」とたくさん攻められていたのです。これにムッっときたチアキはもうニ歩で負けてしまえと思うのでした。
翌週、内田は女性向けの下着売り場にいるマコトを目撃してしまいます。そして、その場を去ろうとしたところをマコトに腕をつかまれ、そのまま押し倒されてしまうのでした。そこへお店の人ががやってきて、マコトはピンチかもしれません。
第7話 いろいろな顔
マコトの情操教育に問題があるとか、タケルおじさんが「ただの幼馴染」であることとか、その人について今まで知らなかったことが、中学校の閉架書庫に収められていた『ハルカ伝説ノート』によって明らかになります。
ハルカ伝説第3章によると、カナの通う中学校には校長が存在していて、中でも初代校長は肝臓が悪く在任期間3ヶ月とかなり短かったようです。
ノートを読み終えたカナがハルカに「セクハラ数学教師の頭部を花瓶で殴りつけた女子生徒が2週間の自宅謹慎を受けた」ことについて聞いてみると、ハルカの顔がさぁっと土色になりました。
次の日、カナは玄関に置いてあった花瓶がなくなっていることに気づくのでした。
第8話 ほさか
マキとアツコがバレー部を辞めるという話しを保坂が聞きつけました。保坂は県大会まで辞めないようにマキたちを説得しようとしますが、逆に一緒に辞めようと誘われてしまいます。 結局その日は誰も辞めずに終わったのですが、保坂は部活を辞めてハルカと一緒に下校するシミュレーションを何度も繰り返してしまいます。
今度は「ハルカは子持ちだ」と聞きつけた保坂は、子どもを接点にハルカと親しくなろうと考え、マキに子どもを産んでもらおうと意気込むのでした。 そして保坂はマキに「好きだ」と告白します。そこへちょうどハルカがやってきて…。
第9話 三姉妹日和
臨時休校で1人だけお休みになったハルカは時間をもてあましてしまいます。退屈なときに家で1人ですることといえばアレしかありません。ハルカは引き出しの中からアレを取り出して…。
たまには朝早く起きて、チアキを起こしたいと思うカナはチアキを寝坊させるために夜這いをしようとしますが、間違ってハルカの部屋に入ってしまいます。そこでカナは見てはいけないものを見てしまいます。
制服をクリーニングに出すことになりました。出す前にみんなで制服を取り替えようと言い出したカナがハルカの制服を着ようとすると、胸のあたりに何か入っていることに気づきます。そう、今までのハルカの胸は偽物だったのです。
第10話 おとこのこ×おんなのこ
チアキが通う小学校の飼育小屋には馬がいます。チアキと馬。もちろん洒落でも駄洒落でもありません。でも、小学校には馬がいるんです。
ある日、チアキは飼育係が欠席したため、馬の世話をすることになりました。いざ会って見ると馬は女の子だったわけですが、チアキは将棋の駒として家に持ち帰ります。結局、馬は桂馬ではなく竜馬という設定で南家に招かれることになってしまうのでした。
ところで馬の話をするなら南冬馬について語らなければなりません。
マコトは悩んでいました。マコちゃんとして、これ以上カナと仲良くすると、男としてカナに告白できないのではないか、と。
そしてついに意を決して「オレは男です!」と告白しますが、目の前にいたのは飼育小屋の馬でした。△7七角成。マコトは王手されてしまったのです。
第11話 となりの南さん
南冬馬がハルカたちの家に遊びに行くようになって、しばらくたったある日のこと。冬馬は兄たちに言われた通り、ハルカたちに合コンの話を持ちかけます。
最初にハルカたちの家を訪れたのは三男のアキラでした。アキラはカナを口説くためにプレゼントを渡しますが、「そんなつまらないものは要らない」と言われてしまいます。それは彼が使っている数学のノートでした。
次にハルカたちの家を訪れたのは次男のナツキです。ナツキは女の子が苦手で、少し口下手なところもありますが、同性の保坂先輩からは絶大な信頼を置かれています。そう、実は彼はゲイだったのです。
ふたつの南が絡み合い、物語りは終局へと向かっていきます。
第12話 クリスマスとかイブとか
小学生のチアキはサンタクロースのタケルおじさんよりも、正月にタケルおじさんがくれる1万円の方が大好きです。でも、2年前に脱衣所でサンタの衣装に着替えていたタケルおじさんの裸を目撃して以来、チアキはタケルおじさんの存在自体にトラウマがあるようです。そこでカナは、今年はサンタをやめて、お年玉を手渡しではなく現金書留で送るようタケルに頼み、チアキを安心させようとします。しかし、ストライクゾーンの広いタケルはチアキを狙っています。そして、赤い服の惨劇が幕を開けるのでした。
一方、もうひとつの南家では冬馬の兄たちがクリスマスに誰がサンタクロース役をするかを相談していました。冬馬は誰でもいいと言っているのですが、兄たちはそんな適当でいいのか、と悩みます。そこで3人はアルバムを見て、誰がもっともサンタクロースに相応しいかを決めることにしました。しかし、どの写真を見ても写っているのは冬馬とナツキとアキラの3人だけでした。長男の姿はどこにもありません。ナツキがふと顔をあげると、そこに長男の姿はなく、アルバムを見つめる冬馬とアキラ以外誰もいませんでした。じっと写真を見つめるアキラの肩がわずかに震えています。そして、ゆっくりとアルバムの最後のページを捲るとそこには長男が挟まっていました。













