Paroday

Paroday:ニュースやアニメのレビュー、FC2ブログのテンプレート・プラグインなどを配信しています。

もしかして Parody ではありませんか? yes

#06 するがモンキー 其ノ壹

化物語 第三巻 / するがモンキー (完全生産限定版) [Blu-ray]

化物語 するがモンキー[Blu-ray] / [DVD]

アニプレックス
監督 : 新房昭之
出演 : 神谷浩史、沢城みゆき、斎藤千和
時間 : 72分
第6話「するがモンキー 其ノ壹」第7話「するがモンキー 其ノ貳」
第8話「するがモンキー 其ノ參」
『するがモンキー』主題歌「ambivalent world」

Release : 2009 11-25

化物語 - 第06話 するがモンキー 其ノ壹

 5月下旬のある日。教室。ショートホームルームの終わり。下校時間。僕は軍場に赴く覚悟を決めて、戦場ヶ原と一緒に下校しようとしたのだが、教室には戦場ヶ原の姿は見当たらなかった。
 どの道、このあと戦場ヶ原の家で勉強会を開くことになっているから、無理に一緒に帰る必要はないのだけれど、彼氏としては「じゃあ後で」とか「バイバイ」とかそういう台詞を交わしたいと思うのが普通だろう。
 そう、僕と戦場ヶ原は、男女交際をしているのだ。
 してるんだよな?
 などと思い悩んでいると、周囲の妙な視線を感じた。高校3年生という身分でありながら、恋と勉強を両立している優等生、阿良々木暦に対する羨望の眼差しかと思ったが、どちらかというと、それは哀れみに近い眼差しだった。
 原因と思われる戦場ヶ原の机の上には一枚の紙が置かれていた。
 近づいて見ると、それは”置かれていた”なんて生易しいものではなかった。
 紙はB5ノートの切れ端で、僕宛の書置きらしく、四隅を画鋲でとめられ、磔刑に処せられていた。
 戦場ヶ原。机に穴をあけても許されるのは小学生までだと思うぞ。

*****

用事があるので先に帰ります。
あの犬…、阿良々木君は今晩のおかず何がいいかしら?
近くのお店で『いぬのしあわせ プッチーヌ 超小型犬専用』というのを見つけたのだけれど、どうかしら?
それとも、『ラン・ミールミックス小粒の歯みがき粒入りシリーズ』の方がいいかしら?
私は、どちらでもいいのだけれど、できれば、阿良々木君には、私より幸せになってほしくないと、そう考えているわ。

*****

 画鋲よりも強力な、言葉の暴力という名の杭が、僕の四肢に突き刺さった。
 これなら訂正されない方がマシだ!
 僕は自ら犬であることを積極的に選ぶぞ。
 てゆーか、メール使えよ!
 お前とは絶対交換日記なんてしないからな、戦場ヶ原!

 自転車のペダルをこぎながら、学校の正門に向かう途中で考える。一度、うちに荷物を取りに帰るとして、タイミング的にはどうなんだろう。戦場ヶ原の家の前で、戦場ヶ原の帰りを待つというのも、主人を待つ犬のような気分になりそうで嫌だ。道中で、八九寺が3体くらい現れてくれれば、時間も潰せるかもしれないけれど…。
「危ない! 阿良々木先輩!」
 後方から叫び声。
 ハンドルはそのままで振り返る――
 右の頬に衝撃。
 僕の身体は数メートル吹き飛び、支えを失った自転車は勢いよく地面に倒れた。
 なんだ? 今のは? 茶色の…、丸太?
 起き上がろうとするが、頭が朦朧としてうまく起き上がれない。
 誰かが近づいてくる足音が聞こえる。
 軽快なリズム。
 そして、その音は僕の鼻先でピタリと止まった。
 見上げると、右手にバスケットボールを抱えたスポーツ少女が立っていた。
 さっきのは、バスケットボールが当たったのか。
「お初にお目にかかる。私の名は、神原駿河という。貴殿の名は何というのだ?」
 いや、この状況で最初にかける言葉が自己紹介っておかしいだろ。
 ”大丈夫ですか?”とか”ごめんなさい”とかそういう心遣いが先じゃないのか?
「大丈夫。問題ないよ。僕の名前は阿良々木だ」
 ってホラ、そんなこと言われてもないのに、僕、勢いで返事しちゃったよ。
 律儀に自己紹介までしちゃってるし。
 てか、お前、さっき僕の名前呼ばなかったか?
「それで、阿良々木先輩はこんなところで何をしているのだ?」
「それが自転車で下校中の先輩に対する質問か!」
「なんと! それは奇遇だな。実は私も下校するところだったのだ」
「まさか、”バスケットボールは友達だ”とかいうんじゃないだろうな」
「さすがだな。阿良々木先輩。見事な洞察力だ。いかにも。私はバスケットボールと一緒に下校していたところだ」
 男友達のいない僕以上に寂しい奴だな、おい。
「どうだろう? これから3人で一緒に下校するというのは」
 お断りだ。

「不愉快なことを言われた気がするわ」
 僕はまだ何も言ってないぞ。
「阿良々木君。もしかして、私と交換日記したくないとか思ってないでしょうね」
 戦場ヶ原の瞳に炎が灯る。
 こいつ、僕の体内に盗聴器でもしかけてるのか。
「いえっ、したいです! ぜひさせてくださいっ!」
「あら、そう。でも、私、交換日記なんてしたくないのよね。面倒臭いし」
「お前がしたくないのかよ!」
「それはそうと、アララギ君。これ、忍野さんに渡しておいてもらえるかしら」
 戦場ヶ原から茶封筒を受け取る。
「忍野への仕事料か。思ったより早く準備したんだな。バイトでもしたのか?」
「いらなくなったマウンテンバイクを売ったのよ」
 ……。
「へぇ、お前もマウンテンバイク持ってたんだ?」
「ええ、5月14日に忍野さんちの前で拾ったの」
「それ、僕のマウンテンバイクじゃないか! 」
「違うわ。かつて阿良々木君が所有していたマウンテンバイクよ」
「だから、僕のじゃねえか!」
「阿良々木君。あなたは私の恋人で、私はあなたの友達なのよ。恋人のものをどうしようが私の勝手じゃない」
「僕らはそんな不安定な関係だったのかっ! だいたい、そのときはまだ付き合ってもいなかっただろう!」
「だから、さっき売ってきたのよ。あ、それから、ラン・ミールミックスは売り切れだったわ。ごめんなさい」
「そこは謝らなくていい!」

視聴者感想

各物語の2話目にだけ専用OPが流れるものと思ってたけど、違うのか?尺の調整?

(17歳/男性/高校生)

別に八九寺は逃げなくても、幽霊なんだから怪異の阿良々木以外には見えないのでは? 神原も猿の怪異だから見えるとか?

(21歳/女性/学生)

んー、みゆきちさんの声は微妙に合わないような。もっと宝塚っぽいっていうか、かっこいいっていうか、快活っていうか、はきはきしてるってういか、まぁ、そんな感じの方がよかったと思う。

(16歳/女性/高校生)

「ご武運を」で走り去るときの神原の包帯が、左手→右手→左手→右手→左手→右手に移動してるんだけど。

(22歳/男性/会社員)

目の錯覚だよ。鉛筆の中央を人差し指と親指でつまんで上下に動かすと、曲がって見えるだろ?それと同じだよ。

(18歳/女性/学生)

いや、それじゃ曲がらないだろ。

(15歳/男性/高校生)

男と別れたことはない。でも、女(母、神原)とは別れた。

(24歳/男性/会社員)

理由がないってことは、アララギが陸上続けて欲しいっていったら、陸上続けるのか。中学時代はその理由があったってことだよな?

(19歳/男性/学生)

両親(父+母)及び先輩後輩関係だろう。褒められたい、認められたい、みんなと一緒にいたい、そんな感じじゃないかな。家庭崩壊と2年間人付き合いなしで、理由もなくなっちゃったんだろう。

(32歳/男性/会社員)

阿良々木、胡座かよ。なんで正座させないんだよ。その方が緊張感のあるムード(ひたぎフィールド)が作れるだろ。で、足をモゾモゾするシーンを間に入れれば、使い回しも減らせる。ただでさえ動きが少ない話なんだから、動かす努力くらいはしろよ。ボロアパートにあんな柵を無理やり入れるよりマシだと思うぞ。

(27歳/男性/会社員)

で、お互いの恥部を足で乳繰り合うんですね。

(19歳/男性/アルバイト)

羽川は都合のいい説明キャラなのか? 立ち位置がわからん。

(14歳/男性/中学生)

人間絡みの相談役→羽川
怪異絡みの相談役→忍野

(18歳/男性/学生)

こんだけ星が見えるってことは空気がきれいな田舎?

(15歳/男性/中学生)

都会でこんなことが頻繁に起こってたら、野次馬・メディアが集まって大騒ぎになるから、田舎だろうね。人払いするにしても都会じゃ人口密度が高すぎる。地方でも空からオタマジャクシが降ってきただけで、あれだけ注目されてしまうわけだし。怪異も場所くらい選んでるんじゃないかな。かたちはどうあれ、一応、人間と共生してるんだから。

(20歳/女性/会社員)

一話冒頭からずっとバトルものとして観てきた俺としては、待望の展開。後生だから、文字と効果音で誤魔化すことはしないでくれよ。といってもシャフト新房だから、それは無理な願いか。

(16歳/男性/高校生)

戦場ヶ原さんがアララギくんを好きな理由は前回のお話でわかりましたが、アララギくんが戦場ヶ原さんと付き合う理由がわかりません。どうも彼は、戦場ヶ原さん(女性)の身体に興味があるだけのように思えてならないのです。もし、羽川さんが戦場ヶ原さんよりも先に告白していたら、OKしていたのではないでしょうか?

(38歳/女性/主婦)

阿良々木は実質、3度目の告白でOKしています。一度目は「彼女ができる告白」。2度目は「I love you告白」。3度目は「返事を聞いていない告白」。戦場ヶ原の3度目の告白がなければ、あのままの関係だったでしょう。阿良々木には取り戻せないものがあるようなので、恋愛には消極的にならざるを得ない。その辺の事情を知っていると思われる羽川のプッシュが先にあれば、羽川と付き合っていたでしょう。

(17歳/女性/高校生)

 羽川が公園に来なかったら、「I love you」はなかっただろう。神原もそうだが、戦場ヶ原は阿良々木に近づく女子に過敏になっている。強気に振舞ってはいるものの、実際は自分に自信がもてない。告白された阿良々木も自分を卑下していたが、恐らく戦場ヶ原はそれ以上。だから、童貞である(誰の手もつけられていない)うちに、先手を打つしかなかった。
 八九寺の登場は戦場ヶ原にとって、千載一遇の好機であった。

(30歳/男性/会社員)

有名どころでしょうし、普通に考えれば「猿の手」でしょうね。ですが、それではつまらない。そこで注目すべきは、赤い手袋と赤いブーツです。赤い手袋と赤いブーツといえば、何を連想しますか?その通り。仮面ライダー2号(新)です。あれは、猿ではなくバッタですね。あの跳躍力、間違いありません。サブタイトルと左腕の包帯はフェイクです。スパッツの下にその秘密が隠されているのでしょう。

(20歳/男性/学生)

  • 【関連記事】
  • ヴァルハラ - 北欧神話における主神オーディンの宮殿。ヴァルキュリアによって、戦士たちの魂が集められており、古ノルド語では『ヴァルホル(戦死者の館)』という。
  • バスケットボール - 男子用は7号球(周囲75~78cm、重量600~650g)。女子及び中学生用は6号球(周囲72~74cm、重量500~540g)。
関連記事
  1. comment

コメント

Icon ※必須 :
Pass  ※入力した英数字を識別コードとしてNoに表示(123→LkZag.iM)